現代文は論理の教科
現代文とは、現代語のことであり、文章のことを言います。
現代文は感覚やセンスで回答するようなイメージを持たれますが、それはナンセンスです。
なぜならば、現代文は論理の教科だからです。
現代文の著者は、いったい誰に向けて文章を書いているのでしょうか。
彼らは、不特定多数に向けて文章を書いています。
ではここで一つ例を出して考えていきましょう。
例えば、自分が好きなスポーツを不特定多数に向けて本を書くとしたら・・・
相手に伝えるためにどんな説明をする必要がありますか?
ここで必要なのが、道筋を立てて物事を説明していく力です。
ではこの力というのは一般的になんと呼ばれているものでしょうか。
「論理的思考力」です。
人に説明するときに道筋を立てて物事を説明していくことより
相手が理解しやすくなります。論理的に説明するということです。
現代文ではこれが著者と読者の間で行われています。
つまり、現代文とは、【道筋を立てて物事を理解する能力を問う教科」ということです。
この論理的思考力は、すべての教科の土台であり、社会に出た時にも役に立つし、一生役に立ちます。
そのため、現代文の勉強とは、自分を助けてくれる能力を養うための勉強でもあるのです。
以上。